こんにちは。はり治療院ここから前橋院の黒沢ちあきです。
「内面のテクノロジー」を学ぶラーニングサークルも、第5回目を迎えました。
今回のテーマは、恐れのワーク。
このプログラムの中でもとても深く、多くの人が無意識に避けたくなるテーマです。
チェックインでは、
「実は今日、嘘をついて休もうかと思っていました」
という声が上がるほどでした。
それくらい私たちは、自分の内側にある恐れと向き合うことに、強い抵抗を感じるのかもしれません。
でも、今回のワークを終えたとき、私たちの世界を大きく支配している恐れの正体が、少し違って見えてきました。
恐れのない人はいない
講義の中で印象的だったのは、
「恐れのない人間はいない」
という言葉でした。
私たちは、この世界で生きていくために、生存本能を持っています。
その本能は、
「このままで大丈夫?」
「ちゃんと認められている?」
「嫌われたらどうしよう」
「失敗したら生きていけないかもしれない」
と、私たちに警報を鳴らします。
その警報が強くなったものが、不安や恐れなのだと感じました。
もちろん、危険を避けるための恐れは大切です。
でも今回扱ったのは、目の前に実際の危険があるわけではなく、頭の中で作り出している恐れです。
たとえば、
「仕事を失ったらどうしよう」
「お金がなくなったら生きていけない」
「無能だと思われたら、誰にも相手にされないかもしれない」
「一人になってしまったらどうしよう」
こうした不安は、過去に感じた痛みや怖さをもとに、脳が未来のストーリーとして再生していることがあります。
大切なのは、それが今この瞬間に起きていることなのか、それとも頭の中で作っている未来なのかを見分けること。
ここに気づくだけでも、恐れとの距離が少し変わります。
恐れを具体化すると、少しずつほどけていく
今回のワークでは、自分の恐れを丁寧に具体化していきました。
問いかけはとてもシンプルです。
「もし、その恐れていることが本当に起きたら、次に何が起きる?」
この問いを繰り返していくと、自分の頭の中でどんなストーリーが作られているのかが見えてきます。
たとえば、
「仕事で無能だと思われる」
「人が離れていく」
「居場所がなくなる」
「生活できなくなる」
「一人ぼっちになる」
というように、思考はどんどん最悪の方向へ進んでいきます。
でも、それを一つひとつ言葉にして、実際にどのくらい起こりそうかを見ていくと、
「あれ、これは本当に起こるのかな?」
「かなり極端なストーリーを作っていたかもしれない」
と気づく瞬間があります。
漠然としているから怖い。
でも、光を当てて具体的に見ていくと、その恐れは思っていたほど大きなものではなかったりします。
まるで、暗い部屋の中で怖がっていたものに電気をつけたら、ただの仕掛けだったと気づくような感覚です。
恐れの奥には、大切にしたいものがある
今回のワークで感じたのは、恐れはただ消せばいいものではないということです。
怖いと感じるのは、その奥に守りたいものがあるから。
嫌われるのが怖いのは、人とのつながりを大切にしたいからかもしれません。
失敗が怖いのは、自分の力をちゃんと発揮したいからかもしれません。
一人になるのが怖いのは、本当は安心して誰かとつながりたいからかもしれません。
そう考えると、恐れは自分を邪魔するものではなく、本当に大切にしたい願いを教えてくれるサインなのだと思います。
次の現実は、自分で選べる
今回、特に心に残ったのは、
「次の現実は、自分で選べる」
という気づきでした。
たとえ何かがうまくいかなかったとしても、その後にどうするかは自分で選ぶことができます。
もっと頑張って認められようとするのか。
誰かに相談するのか。
一度休むのか。
別の道を探すのか。
自分を責め続けるのか。
自分の本音を聞いてみるのか。
恐れが強いとき、私たちは選択肢がないように感じます。
でも、本当はいつも小さな選択が残っています。
その小さな選択を取り戻すことが、自分の人生を自分の手に戻していくことなのだと感じました。
「どうしよう」を「どうする?」に変えてみる
講義の最後に、とても印象に残った言葉がありました。
「〇〇だったらどうしよう、という問いにちゃんと向き合って、どうするかを決める。それが命を生きるということ」
不安なとき、私たちはつい、
「どうしよう」
「どうしよう」
「どうしよう」
と、同じ場所をぐるぐる回ってしまいます。
でもそこで少し立ち止まり、
「で、私はどうしたい?」
「どんな現実を選びたい?」
「今できる小さな一歩は何?」
と問いかけてみる。
それだけで、身体の緊張が少しゆるんだり、呼吸が深くなったりすることがあります。
恐れをなくすことがゴールではなく、恐れに飲み込まれたまま生きないこと。
恐れの奥にある願いに気づき、自分で選び直していくこと。
それが、今回のワークで私が受け取った大きな学びでした。
心の不安は、身体にもあらわれます
不安や恐れが続くと、肩こり、頭痛、眠りの浅さ、胃腸の不調、呼吸の浅さとして身体にあらわれることがあります。
心がずっと緊張していると、身体も休まりにくくなります。
「気持ちの問題だから」と我慢しているうちに、首や肩がこり固まったり、眠っても疲れが抜けなかったり、胃腸の調子が乱れたりすることもあります。
はり治療院ここから前橋院では、鍼灸を通して、緊張した身体をゆるめ、自律神経のバランスを整えるサポートをしています。
超音波エコーを活用しながら、筋肉や血流の状態を確認し、一人ひとりの身体に合わせた施術を大切にしています。
「最近、不安が強くて身体が休まらない」
「肩こりや頭痛が続いている」
「眠りが浅く、疲れが抜けない」
「心と身体を一緒に整えたい」
そんな方は、一度ご相談ください。
身体がゆるむと、心にも少し余白が生まれます。
次回はいよいよ最終回。
自分の本質を紐解く旅のクライマックスです。
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