今年2回目のファスティングを終えて感じたこと

今年2回目のファスティングが終わりました。

私は4〜5年前から、3〜4か月に一度のペースでファスティングを続けています。現在行っている方法は、酵素ドリンクを少しずつ飲みながら血糖値をコントロールするため、空腹感が少なく、比較的無理なく取り組めるファスティングです。

最初の数回は専門家の指導を受けながら行い、当院でもこれまでに2回、ファスティングイベントを開催しました。


ファスティングは、いきなり食事を抜くわけではありません。

まず3日間の準備食から始まります。タンパク質や白砂糖、添加物、カフェイン、アルコール、グルテン・カゼインなどを控え、野菜中心の食事に切り替えていきます。

その後、私の場合は6日間のファスティングに入ります。

2〜3日間の短いファスティングも経験しましたが、私自身は5日目あたりから体が驚くほど軽くなり、頭がクリアになって五感が研ぎ澄まされていく感覚があります。

一方で、最初の数日は眠気やだるさを感じることもあります。これは、いわゆるデトックス反応だと考えています。

普段からコーヒーやアルコールを頻繁に摂っていると、それらを急にやめることで体が「エネルギー不足」のような状態になり、一時的に強い眠気やだるさが出ることがあります。


そして、ファスティングで最も大切なのが回復食です。

ここで急に普通の食事に戻してしまうと、胃腸に大きな負担をかけてしまいます。

私が最初に口にするのは「スッキリ大根」。

昆布だしで煮た大根を、その煮汁と一緒に、梅干しを少し添えてゆっくりとよく噛みながらいただきます。

シンプルな食事ですが、空っぽになった体に染み渡るようなおいしさがあります。

その後は少しずつ食事量を増やしながら、3日ほどかけて回復食を進めていきます。この期間も、野菜中心で、白砂糖や添加物、カフェイン、アルコール、グルテン・カゼインなどは控えます。


ファスティング後は、本当に感覚が変わります。

野菜本来の甘みを驚くほど強く感じたり、水がおいしく感じたり、普段何気なく口にしていたコーヒーやアルコール、加工食品を「今は体が欲していない」と感じることもあります。

私は、この状態こそが本来の体の感覚なのではないかと思っています。

便利な時代になり、加工食品や刺激の強い味に囲まれて暮らしていると、それが「普通」になってしまいます。しかし、一度リセットしてみると、自分の体が本当に求めているものが見えてきます。

ファスティングは、ただ体重を落とすためのものではありません。

自分の体の声に耳を傾け、食べることへの感謝や、本来の感覚を取り戻すための時間なのだと、今回も改めて感じました。

五感をしっかり働かせ、心も体も健やかな状態で毎日を過ごせるように、これからも定期的に続けていきたいと思います。

注)ファスティングは、専門家のご指導の元、正しいやり方で行うことをおすすめ致します。