健康のためにパンをやめるべき?鍼灸師が考える「グルテンフリー」

グルテンって本当に悪者なの?

最近すっかり定着したグルテンフリーという言葉。

健康やダイエットのために小麦を控えている人も多いですよね。

でもお医者さんのなかには

「健康な人が安易にやると逆効果かも?」

と警鐘を鳴らす人もいます。

病気でもないのに小麦を避けると栄養バランスが崩れてしまうということですね。

たしかに「小麦=絶対的な悪!」みたいな世間の空気感には

ぼくも少し違和感があります。

ゆるく5年ほど続けてみた結果

自身も家では米粉パンやグルテンフリーパスタを使う生活を

かれこれ5年ほど続けているかと思います。

とはいえ外食では普通にラーメンも食べるしパンも食べます(笑)

かなりゆるーいグルテンフリー生活なんです。

で、劇的な変化があったかというと……

正直よくわかりません!(笑)

たまに外食で中華やパスタを食べ過ぎると胃がもたれることはあります。

でもそれが小麦のせいなのかはちょっと謎です。

東洋医学で自分の体をハッキングする

ここで面白いのが東洋医学の考え方です。

東洋医学では食べ物を単純に「良い・悪い」でジャッジしません。

同じものを食べてもノーダメージな人もいれば

一撃でダウンする人もいます。

その違いを生むのが体質や消化力や「気」の巡りなんです。

自分の体質を分析してみるとこんな感じです。

食べても太りにくい

↓

むくみなし

↓

お腹が張りやすい

↓

緊張すると胃がムカムカする

↓

脂っこいものが苦手になってきた

これを東洋医学的に言うと「脾胃(ひい)」が繊細で

「気の巡り」の影響をダイレクトに受けるタイプです。

真犯人は小麦じゃなかった説

振り返ってみるとパンやうどんを単体で食べても

そこまで不調にはなりません。

問題なのは「油たっぷり」だったり、

精神的な「緊張状態」だったりするときです。

にんにくマシマシやコーヒーの飲み過ぎでも

お腹を下すので小麦だけの責任にするのは

ちょっとかわいそうかも?

万人に合う健康法なんてこの世には存在しません。

Aさんには最高の食事でも

Bさんにとっては負担になることもあります。

だからこそ「小麦を抜けば健康になれる!」

と思い込むのはちょっと危険かも?

米粉パン教室で気づいたこと

先日グルテンフリーの米粉パン教室を開催しました。

これが本当に大好評だったんです。

家でこんなに簡単に美味しく作れるなら

無理なく楽しく続けられますよね。

健康法として「我慢して小麦を抜く」のではなく、

「美味しいから米粉パンを選ぶ」という感覚です。

これならストレスゼロで最高じゃないですか?

グルテンフリーを難しく考える必要はありません。

家で手軽に美味しくできるなら

それはやってみる価値があります☺️

体の声を聞くのが最強の健康法

テレビやSNSで「これが体にいい!」

と聞くとすぐ試したくなりますよね。

その気持ちすごくわかります(笑)

でも本当に大切なのは誰かの意見よりも、

自分の体がどう反応しているかです。

鍼灸の臨床でも同じ症状に見えて原因は人それぞれ全く違います。

  • 冷えている人
  • 熱がこもっている人
  • 気が滞っている人

原因が違えばアプローチも変わるのは当然ですよね。

食事も全く同じです。

世間の正解を探すのをやめて

自分の体にとって何が負担になるのかを観察してみましょう。

皆さんもぜひ食べ物を善悪でジャッジするのではなく

自分の体の声に耳を澄ませてみてくださいね☺️