皆さん、日常生活の中で「体の使い方」を意識していますか?
実は、症状の原因のひとつに体の使い方のクセが大きく関係しています。
普段何気なくしている動作の積み重ねで体は変化しているんです。
たとえば、
- スマホを見るときに首を前に出すクセ
- 座るときにいつも同じ脚を組むクセ
- 立つときに片足に体重をかけるクセ
- バッグをいつも同じ肩にかけるクセ
- パソコン作業で肩をすくめたまま長時間過ごすクセ
こうしたちょっとした日常の動きが、
知らず知らずのうちに筋肉や関節のバランスを崩し、不調につながっていきます。
今日は細かい話は置いておいて、「体の使い方の基本」を少しだけお話ししますね。
手先と足先の重要性
武道の世界では「手は小指、足は親指」がとても大切だといわれています。
まずは手の小指。
相手の道衣をつかむとき、小指をしっかり引っ掛けることで脇が締まり、力が丹田(体の中心)に集まります。
結果として、大きな力を無理なく発揮できるようになるのです。

次に足の親指。
もちろん、足裏全体を使うことが基本ですが、親指・小指・かかとの3点のバランスを感じながら使う事がとても重要です。
特に親指が正しく使えるようになると、体幹やバランス感覚も高まり、自然と体の軸が整っていきます。
逆に親指がうまく使えていないと、外反母趾・捻挫・O脚などの不調につながることもあります。

実際に、外反母趾や捻挫のある方の施術では、ほとんどの方に親指の使い方の偏りが見られます。
手と足は、まさに体の「土台」です。
ちょっとした意識の向け方で、日常生活の質は何倍にも向上します。
今日からぜひ「体の使い方」を意識してみませんか?
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください😊

