驚愕!?股関節の真実

足の付根が痛い。お尻の奥の方が重だるい…。「これって、足の痛み?それともお尻?」「痛みの出るところを指で押しても、う〜ん?あたってるのかないのか、何か違う…。」「一体、この痛みってなんなの〜!?」そんな風に感じている方、実はそれは股関節に位置する小殿筋が原因の痛みかも!?

そもそも股関節すら、一体どこなのかわからないって人も多いと思います。体に興味があったり、体に携わる仕事をしている人でなければ、あまり馴染みがないワード。

股関節は、両足の付け根にある関節で、大腿骨と骨盤をつなぐ関節です。歩く、しゃがむなどの動作や体を支えるなど重要な役割を担っています。

この股関節の一番深い部分に位置する筋肉が小殿筋です。その深さって一体どのくらいあるのかというと、痩せている人でも大体6、7cmはあります。体つきががっしりしている人であれば、3寸(9cm)の鍼でやっと小殿筋に届くという人も、とても多いです。ちなみに私の場合は、7cmくらい(エコーで確認すると)あります。そんなに深いって、知ってました??

そして小殿筋は、腿の外側(大腿骨の大転子前面)までのびています。股関節に鍼治療を施す時は、エコーで小殿筋の位置を確認しながら刺鍼しています。深い筋肉でもエコーと鍼があれば、安全かつ的確にアプローチすることが可能です。

どこへ行っても治らない、色々な検査を受けても異常なし、だけど、股関節が痛いっていう方は、小殿筋が関係しているかもしれません!?