料理はメディテーション(瞑想)?

あなたは料理は「ぱぱっと」派ですか?それとも「ゆっくり」派ですか?

先日、お休みの日に家族で群馬のみなかみへ遊びに行ってきました。

以前、リトリートでお世話になったペンションのオーナーさんが、

「また遊びにおいでよ!」

と、うれしいお誘いをしてくださったんです。

自然に囲まれたペンションでして。

リビングには一面の大きな窓ガラスがあって、それはもう素敵な空間なんです。

ゆっくりと深呼吸したくなるような、そんな場所ですね。

その日はたまたま、オーナーのお友だちも遊びに来るということで。

実はこのオーナーさん、女性ひとりで世界各国を旅してきた強者なんですが、

来られたお友だちもまた、世界中を歩き回っている海外の方でした。

日本の「残業」のことや、独特の「気をつかう文化」について話がはずみ、

ガッツリ異文化交流になって、すごく楽しかったです(笑)

しかもそのお友だちが「ダル」というお料理を教えてくれることに!

ダルとは豆をつかったカレーのような料理です。

急遽、即席の料理教室がはじまりました。

僕も料理を作るのは結構好きなので、

英語の勉強も兼ねて教わっていたんですが、

その方がこんな素敵なことを言っていたんです。

「料理はメディテーション(瞑想)だ」と。

なんでも、時間をかけてゆっくりと料理を作るのが好きだそうで。

対して瞑想をしたことはないんですが…

妙にしっくりきたんですよね。

忙しい私たちが忘れがちな時間

普段の生活が忙しいと、

つい料理も「ぱぱっと」済ませたくなりませんか。

なるべく時短で、と考えるのももちろん生活の知恵です。

でも、今回みたいにゆっくり楽しく、おしゃべりしながら手を動かしていると、

なんだか勝手に心がほどけていくような感覚があったんです。

デスクワークで毎日パソコンに向かっていると、

頭の中って常にフル回転していますよね。

「あれもやらなきゃ」「これを早く終わらせなきゃ」と、

常に効率を求めてしまっていて、

あっという間に時間がたっています。

無意識のうちに、

肩や首、背中までガチガチに力が入っていないでしょうか。

そんな交感神経が優位になりっぱなしのときこそ、

あえて

「ゆっくり一つのことに集中する時間」

が、最高の休息になるのかもしれません。

それぞれの「心地よいペース」で

料理の心地よい香りを感じながら、

無心で野菜を切ったり、鍋をかき混ぜたりする。

これは確かに、頭の中をからっぽにする

「瞑想」と同じような効果がありそうだなと思いました。

……とはいえ。

うちの奥さんとペンションのオーナーは、

「いやいや、ゆっくり作るより、ぱぱっと早くできた方がいいでしょ(笑)」

と笑っていました。

もうこれは国籍や文化とかは関係なくて、

生まれ持った性格の違いですね(笑)

もしあなたが「なんだか毎日急いで生きていて、疲れたな」と感じていたら。

たまには効率を忘れて、

時間をかけてお湯を沸かしてみたり。

丁寧にお茶を淹れてみるのもいいかもしれません。

必ずしもゆっくりじゃなくてもいいんです。

ご自身が一番「心地よい」と感じるペースで、

心と体を休ませてあげてくださいね。