行きつけの床屋さんがあるんですが、いつも予約がいっぱいなんですよね。
人気店なので、どうしても髪を切りたい衝動に駆られた時に、
「次の予約まで待てない!」って数回浮気をした経験があります(笑)
でも、やっぱり技術がそこには及ばないんです。
他の店で切ってもらった後、鏡を見ると「あれ、なんか違うんだよなぁ…」って思って。
奥さんに聞いても、いつもと変わらないと言われますが(笑)
自分ではやっぱりなんだかスッキリいかない感覚です。
でも、自分でしかわからないような、言葉にできない感覚が意外に大事なんです。
それからはきちんと次回予約を入れるようになりました。
そんな「また来たくなる床屋さん」ってすごいですよね。
他業種ながら、僕は治療院もこうありたいなと憧れているんです。
バリカンの種類にびっくり
で、いつもフェードカットを頼んでいるんですが、施術中にいつも思うことがあって。
バリカンの種類が、ものすごく多いんです。
見ているだけでもワクワクするような、多種多様なバリカンを使い分けて刈ってくれるんですよね。
僕みたいな素人からすると、「一つのバリカンで全部できるんじゃないの?」って思っちゃうんですが、
やっぱり使い分けが大事みたいです。
刃の長さや形状、細かい部分用と広い面積用…
その都度、「今はここだからこれを使う」って、サッと持ち替えてるんです。
鍼も同じだと合点がいく
これを見ていて「あぁ、鍼も同じだなぁ」って合点がいったんです。
鍼灸師も、実は何種類もの鍼を使い分けているんです。
長さ、太さ、刺入する深さ、目的とする組織…
体の表面に浅く打つ鍼と、深い筋肉に届かせる鍼じゃ、当然選ぶ道具が変わりますよね。
でもこれは、患者さんからはあまり見えない部分なんです。
ぱっと見たら「鍼は鍼でしょ?」って思われるかもしれません。
でも実際には、その人の体の状態、症状、治療の目的に合わせて、
毎回最適な鍼を選んでいるんです。

適材適所の使い分けがプロの証
適材適所の使い分け。
これがやっぱりプロなんですよね。
一つの道具で何でもこなすんじゃなくて、場面に応じて最適なものを選び取る。
それが結果として、「この人に任せれば間違いない」っていう信頼に繋がるんだと思います。
床屋さんのバリカンを見ながら、僕も改めて「ちゃんと使い分けよう」って思いましたし、
その使い分けをもっと説明していこうって思ったんです。
結局、「また来たくなる」は、技術だけじゃないんですよね。
道具へのこだわり、丁寧な仕事、そして何より「この人に任せれば大丈夫」って思わせてくれる安心感。
そういうのが全部合わさって、「次もここに来よう」って思わせてくれるんだと思います。
僕も、患者さんにそう思ってもらえる治療院にしたい。
予約がいっぱいでも「待ってでもここがいい」って思ってもらえるような。
次回の予約も、もう入れてあります(笑)
楽しみです。

