あなたの体、カメになってない?「目・首・胸」の三つ巴

みなさんはパソコン仕事が終わったあと、なんだか頭がボーッとしませんか?

僕は鍼灸師なので、治療をすることで”気”を消耗し目が疲れるなんて話もあります。

意外にパソコン作業も多く目がシパシパすることも日常茶飯事です。

目が疲れたときはどうされていますか?

「あー、目が疲れてるんだな」

そう思って目薬をさして終わりにしてしまう。

でも、ちょっと待ってください。

実はそれ、目だけの問題じゃないんです。

あなたの体の中ではもっと厄介な、

「ドミノ倒し」が起きているかもしれません。

今日は、デスクワークで崩壊しがちな「魔の3点セット」と、その立て直し方についてお話しします。

犯人は「目」だけじゃない

結論から言いますね。

パソコン作業(VDT作業)の疲れを最短でとるなら、

「目・首・胸」を同時にリセットするのが正解です!

なぜなら、この3つは運命共同体だから。

どれか一つでもサボると、全員が共倒れします。

イメージしてみてください。

画面を食い入るように見つめる「目」。

頭を支えるために前に出る「首」。

姿勢が固まってペシャンコに潰れる「胸(胸郭)」。

この負の連鎖が起きているんです。

これを放置するとどうなるか。

仕事の能率が下がるだけならまだマシで、

睡眠が浅くなったり、何もしていないのに

「なんだか焦る!」という謎の不安感に襲われたりします。

体だけではなく心への影響も出てしまうということです。

これはもう、体のSOS信号です。

なぜ「目」と「首」は心中するのか

「目が疲れたら、首も凝る」

これはなんとなく実感がありますよね。

でも、体の中ではもっとドロドロした関係になっています。

画面を凝視しているとき、人のまばたきは極端に減ります。

目がパサパサに乾いて悲鳴をあげる。

同時に、モニターに顔を近づけるために、首の筋肉はガチガチにロックされます。

筋肉が固まると、首まわりの血流が悪くなりますよね。

すると、目や脳に行くはずの新鮮な血液が渋滞を起こすんです。

目の酷使

首のロック

血流の渋滞

さらに目が疲れる

まさに地獄の無限ループ。

だから、目薬だけで「目」を癒やそうとしても、

すぐ下の首がガチガチなら、すぐにまた疲れが戻ってくるんです。

カギを握るのは「胸のオープン」

じゃあ、首をマッサージすればいいの?

もちろんそれも大事ですが、もっと根本的なボスキャラがいます。

それが「胸郭(きょうかく)」です。

いわゆる肋骨や背骨でできた「胸のカゴ」ですね。

デスクワーク中、ここがどうなっているかというと……。

空き缶を上から踏み潰したように、グシャッと縮こまっています。

胸が潰れると、呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると、背骨の動きが止まり、

首が前に出たまま固定されてしまうんです。

つまり、「胸」が開かない限り、「首」は正しい位置に戻れない

「首」が戻らない限り、「目」への血流は回復しない

こういう図式なんです。

リセットは3つまとめて

もし今、あなたが「目薬が手放せない」「夕方になると頭が働かない」と悩んでいるなら。

目だけを責めるのはやめてあげてください。

「目・首・胸」は3つで1つのチームです。

仕事の合間に、大きく胸を開いて深呼吸をする。

土台である胸が整えば、首が楽になり、結果として目も復活します。

また、当院では月に4回無料でヨガクラスを開催しています。

僕も毎回日曜朝は参加していますが、

最初は胸周りがガチガチで本当に痛いのですが(笑)、

終わった頃には柔軟性がでて驚くほど呼吸がしやすくなり、

体全体が軽くなります。

あたのパソコン作業疲れ、実は「胸」を広げるだけで、

案外サクッと解決するかもしれません。

もしそれでもダメ〜〜という場合は鍼の出番かもしれません(^^)