足湯の習慣をつくるために
本格的に寒い季節になってきましたね。
この時期は足が冷えて冷えて仕方ないという方が増えます。
足が冷えている方は、腰痛や膝痛、
首肩こりがなかなか改善しなかったり、
謎の倦怠感や疲労感が取れなかったり、
あまり良いことがないです(^_^;)
末端が冷えると全身の
血流が滞りやすくなることは、
先行研究でも報告されています。
(Yamada T., 2013, Journal of Physiological Anthropology.)
そこで自宅でできる簡単なケアとして
足湯の習慣をおすすめします!
40度前後の足浴が皮膚血流量を
有意に増加させることが分かっており、
数分浸かっているだけで、
額にじんわ〜り汗が出てきます。
私のおすすめは42度から45度の温度です。
温泉地などで足湯をするときもそうですよね。
これが自宅で簡単にできちゃいます。
使うものは、100円ショップの
ポリエチレン製の洗濯カゴだけです。
暖房の効いた部屋では、
頭だけ温まり足が冷えた状態になりやすいです。
東洋医学でいい状態といわれる
頭寒足熱の逆になってしまうのです。
この状態は循環を悪くします。
また、足を温めることで自律神経のバランスが
整いやすいことも報告されています 。
さらに末梢血管が拡張すると
血管抵抗が下がり、
全身の血流効率が高まることも。
ポリエチレンのカゴは軽く、
水も漏れないので扱いやすく、
毎日の習慣にしやすい道具です。
お風呂に入る時間がなくても、
足湯なら数分で体がゆるみます。
冷えがある方や腰痛、
膝痛、肩こりでお悩みの方は、
ぜひ取り入れてみてください。
足が温まるだけで、
からだ全体の流れが変わっていきます。

