AIへの不満から気づいたこと

AI騒動から見えた自己実現欲求

みなさんは普段AIを使っていますか?

僕はChatGPTというAIを使っているのですが、

それが今年の8月バージョンアップされました。

新しいモデルはより賢く、

処理も速くなっているはずなんですが、

なんだか返答に違和感があり、

その違和感にいちいち脳が反応してしまうので、

使いにくくなってしまい、

「前のモデルの方が良かったな〜〜」

なんて思っていました。

先日、当院のサイトを管理してくれている方にその話をすると、

世界中でも多くの人が「前のほうがよかった!」と

クレームしていると、教えてもらいました。

どうやら僕だけではなかったようです(笑)

どうしてだろうと思って調べてみると、

「冷たくなった気がする」

「優しさがなくなった」

「ちょっとした温かさが恋しい」

など、感覚的な声が多く見られました。

それを見て、

人はただ便利なものがほしいのではなく、

共感してもらったり、

自分にフィットしているかといった

“感覚”を大事にしている

ということが良くわかりました。

効率よりも、共感。

これは、私たちが向き合っている医療の世界にも

深く通じるものがあると感じました。

体の症状だけでなく、

その人の思いや日々の暮らしも受け止めたい。

そう考えると、もう一つ大切になるのが「人とのつながり」だと思います。

コミュニティの存在意義

仲間とつながること、

自分の居場所があることは、

心と体の健康にとってとても大切なことです。

はり治療院ここからも、

そんな「サードプレイス」になれればと思って活動しています。

けれど一方で、

そうした「つながり」が

逆にプレッシャーになってしまう人もいるということにも、

目を向ける必要があると感じています。

  • 過去の経験から、人と関わることに傷ついてきた方
  • 「仲良くしましょう」の空気に、どこかで疲れてしまった方
  • 人に合わせようとするあまり、自分を押し殺してきた方

そういう方にとっては、

「みんなで仲良く」「一緒に楽しもう」といった雰囲気が、

かえって居心地の悪さを生むことがあります。

だからこそ、私たちの治療院はこうありたいと思っています。

  • ひとりで来ても、独りじゃないと感じられること
  • 会話を交わさなくても、なにかが伝わること
  • 無理に何者かにならなくても、自分でいられること

 

これは治療院だけではなく、

定期的に開催しているイベントでも同様です。

そんな想いで運営するイベントにみなさまぜひ参加してみてください!

最新のイベント案内はこちら

 

AIに感じたちょっとした違和感から、

医療や居場所、つながりのかたちについて考えさせられました。

体を治すだけではない、

心がほっとするような場所を

これからも目指していきたいと思います!!