冬の呼吸にご用心!
徐々に涼しい日が増えてきていますね。
まだ日中が暑いので油断しがちですが、
朝方の冷えが筋肉の緊張を生んで、
寝違えやギックリ腰を訴える方が増えています。
冷えによって筋肉が緊張してかたくなる
というのはイメージがつきやすいかと思うのですが、
肺も外気で冷やされる
と言われるとどうでしょうか?
鼻と口でこんなに違うの?
人間は呼吸をすることで、肺に酸素を取り入れて生きています。
肺って実は「肺胞」という組織が数億個(約3-6億個)も集まってできているのです。
この肺胞ひとつひとつが呼吸をしているということです。
空気が冷たいときにどうなっているのでしょうか?
これは獣医師である松井啓二先生の講演内容になりますが、
鼻呼吸の場合は、
外気温が低い場合(例 4度)でも、
鼻腔内や鼻甲介(びこうかい)を通ることで、
空気が喉に到達するまでに30度まで温められ、
肺に到達するまでには37度になるそうです。
そして、これが一番酸素交換がしやすい温度なんだそうです!
一方、口呼吸の場合だと
冷たい空気が直接、肺の肺胞に到達するので、
うまく酸素交換ができなくなってしまいます。
免疫力も落ちるようで、
体質的に弱く、感染症にかかりやすい傾向があるというデータもあるとのこと。
鼻呼吸と口呼吸では、その後の健康に違いが出てきそうです。
口テープのすすめ
我が家では数年前から口テープを導入しています。
もう子どもが小さいときから貼って寝ているので、
今では口テープをしないと落ち着いて寝れないそうです(笑)
夜寝ている間に口を開けて寝てしまうことがありますが、
テープをしているとそれが防げるので、
乾燥時期や寒い季節に、
喉の痛みやガラガラが減って、
すごくおすすめです!
たまに飲み過ぎでしないで寝てしまうと、
次の日喉が痛くなっています(^_^;)
口テープのおかげなのか、
風邪も引きにくいと感じます。
ただ、風邪には風邪の効能もあるので、たまには引かないとですけどね(^^)
これからの季節に向けて、
簡単な風邪予防、健康対策でした!

