「ファシア」って、まだあまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。
はり治療院ここからでは、この“ファシア”に注目した治療を行っています。
一言で説明するのが難しいファシア。
だけど実は、痛みや不調のカギを握るとても大切な存在なんです。
そこで今回から、なるべく分かりやすくお伝えできるよう、
ファシアについてのシリーズ解説をはじめてみることにしました!
で、ファシアって、いったい何者なの?
今回のテーマは「ファシア(Fascia)」。
それを語るには、まずこの子を紹介させてください。
登場人物:ファシアちゃん

いきなりアニメキャラが登場しましたが(笑)、
ファシアと説明してもあまり聞き馴染みもなく、分かりにくいところもあるので、、、
ここはいっそのことアニメキャラにして親近感をもってもらおうという試みです(笑)
ファシアちゃんは、からだの中のあらゆる組織をつないでいる、蜘蛛の糸のような存在。
細くてやわらかくて、でもとても働き者。
いつも全身を巡って、骨や筋肉、内臓までぜんぶをつないでくれているのです。
こちらのページではファシアの説明にみかんの例を使っていますので、
ファシアちゃんもみかん風のキャラにしてエコーを持っています(笑)
では、さっそくファシアちゃんに色々教えてもらいましょう〜〜!!

やあ!ぼく、ファシアちゃん!
みかんみたいにまるくて、やわらかい体の、ファシアの精(せい)なんだ。
レントゲンには映らないけど、実は全身をつないでがんばってるんだよ!

からだを包む“ウェットスーツ”みたいな感じかな。
ぼくは、全身をくまなくつないで、動きや姿勢をサポートしてるんだよ〜!

「機械的特性」って、ちょっと難しそうな言葉だけど、
簡単に言うと「ぼくがどれだけのびちぢみできるか」ってこと!

だけどね、悪い姿勢でずっと座っていたり、ストレスがたまったり、ケガや手術をしたりすると、ぼくの柔らかさがなくなっちゃうんだ…。


ぼく、ほんとはスイスイ動けるはずなのに、カチコチになっちゃうと神経に変な信号を送っちゃうんだよ…。うぅ…。

エコーでぼくの動きを見ながら治療してもらえるのって、
めちゃくちゃ安心なんだよね〜!助けられてばっかり!


これからも、ぼくのことを知ってもらえるように、がんばって説明していくからよろしくねっ!🍊💪
いかがでしょうか。少しファシアについて身近に感じてもらえたでしょうか?
次回は「ファシアと炎症」について。
ファシアちゃんと一緒に、“静かな炎”の正体に迫ります!