イラッ」とした瞬間が、本当の自分に出会うチャンスだった。〜反応が教えてくれる、心のフィルターの正体〜

こんにちは。

「本来の自分を取り戻す旅」をテーマに学んでいる「ラーニングサークル」。今回は第3回目の学びをシェアしたいと思います。

今回は年度末ということもあり、参加者の皆さんからこんな声が上がりました。

「必要な書類が届かなくてイライラした。」
「子どもの言動に焦ってしまった。」
「相手の態度にモヤモヤした。」

誰でも日常の中で、イラッとしたり、モヤッとしたりする瞬間がありますよね。

でも今回の学びで印象的だったのは、その「反応」こそが、自分でも気づいていない心のクセや思い込みを教えてくれる、大切なサインだということでした。

私たちは普段、出来事が起こると一瞬で感情が湧き、そのまま反応して行動しています。

そこで今回行ったのが、「反応」をスロー再生するワークです。

反応を次の6つのステップに分けて見ていきました。

・何が起きたのか(事実)
・それをどう解釈したのか
・どんな感情が湧いたのか
・頭の中でどんなストーリーを作ったのか
・どんな行動を取ったのか
・その結果、何を体験したのか

例えば、「提出物が期限までに届かなかった」という出来事があったとします。

事実は、それだけです。

でも、「軽く扱われている」「無責任な人だ」と解釈すると、イライラや不安が生まれ、「私が何とかしなきゃ」と焦ったり、相手を責めたりしてしまいます。

つまり、私たちを苦しめているのは出来事そのものではなく、その出来事を通して見ている「心のフィルター」なのです。

ワークの中で、とても印象に残った事例がありました。

誰かが怒っている場面を見ると、「早く何とかしなきゃ」と焦ってしまう人がいました。

一見すると、とても優しく思いやりのある行動です。

しかし、その奥を見ていくと、

「怒りを出してはいけない。」
「嫌われたくない。」
「見捨てられたくない。」

そんな深い恐れが隠れていました。

つまり、「助けたい」という行動も、本当は「自分が安心して人とつながっていたい」という生存本能から生まれている場合があるのです。

私たちは幼い頃、自分を守るためにさまざまな「適合の戦略」を身につけました。

誠実でいよう。
いい人でいよう。
期待に応えよう。

そのおかげで生きてこられた一方で、「今のままの自分では受け入れてもらえない」という思い込みを抱えたまま大人になっていることがあります。

だからこそ反応は、「もうその頑張りを手放しても大丈夫だよ」と教えてくれる、自分自身からのメッセージなのかもしれません。

今回、講師がおっしゃっていた言葉がとても心に残りました。

「反応したまま、何かを言ったりやったりしないこと。」

イラッとしたら、すぐに言い返さない。

モヤッとしたら、すぐに結論を出さない。

まずは、

「今、私は反応しているな。」

そう気づいて、自分の内側で何が起きているのかを静かに感じてみる。

それだけで十分なのです。

感情を押し込めて生きてきた私たちにとって、それはリハビリのような時間です。

すぐに変わろうとしなくてもいい。

答えを急がなくてもいい。

ただ、自分の声を丁寧に聴いてあげること。

その積み重ねが、少しずつ世界とのつながり方を変え、本来の自分へと戻っていくのだと思います。

次回はいよいよ、「思考」を超え、「源(ソース)」につながる体験へ。

今回見つけた「反応」の先に、どんな安心感が待っているのか。

今からとても楽しみです。